こだわり

料理長紹介

蛇籠居 料理長

田中 龍之介 (TANAKA RYUNOSUKE)

蛇籠居の料理長、田中龍之介は、日本の伝統的な日本料理の修行を長年積んだ後、その枠に囚われない独自の美食を追求してきました。彼の探求心は、世界各地で経験した異文化の食への探求と、幼少期に魅せられた「和と革新の融合」というテーマに根差しています。

京都の老舗料亭で研鑽を積み、ニューヨークのミシュラン星獲得店での修業を経て、田中は自身のルーツである日本料理に新たな息吹を吹き込むことを決意。素材の選定から盛り付け、器に至るまで、すべての要素に物語と驚きを込めるのが彼の哲学です。

「蛇籠居は、ただ食を提供する場ではありません。五感を刺激し、記憶に残る、唯一無二の体験を創造する場所です。伝統を重んじつつも、常に新しい表現を模索し、お客様の心と魂を揺さぶる一皿をお届けしたい。」

— 料理長 田中 龍之介

空間 - 隠れ家のような静寂と官能

蛇籠居の空間は、五感を研ぎ澄ますための舞台です。伝統的な日本の美意識と、私たちが探求する革新的なテーマが織りなす独特の世界観をご体験ください。緻密に計算された照明、特注の調度品、そして壁や床に施された繊細な質感は、まるで水中に沈む古城のような、あるいは深淵な森の奥に佇む秘密の隠れ家のような雰囲気を醸し出します。

店内の随所に、爬虫類の鱗から着想を得たテクスチャや模様が、アートピースとして、あるいは空間に溶け込む形で配置されています。これらは主張しすぎることなく、蛇籠居独自の美学と官能的な魅力を静かに物語ります。細部にまで宿る「こだわり」が、お客様を深い物語へと誘います。